コレジャナイ電子書籍

紙の本と電子データをセットで売ったらどう。

セットというか、紙の本にはデータが付属しているもんだ。という世界。

 

僕が電子書籍で一番やりたいのは、検索。

あの一文、あの章、あの商品、あの表現、が串刺し検索できたらよい。

あとは、ふせんをつけたり、タグ付けしたり、その場でなぞった単語を調べたりするのが良いかな。これは今でも部分的に実装されてると思うけど、もっと自由な活用ができる形が欲しい。

 

とりあえず、媒体で争うのは不毛ですよね。

重要なのはコンテンツなのだから、本の相手はテレビやゲームやネットコンテンツ。

読書時間が減っているのはこれらに時間を取られているから。限られた時間ではいかにコンテンツにアクセスしやすいかが大切。

本は読むのに時間がかかるのが弱点であり、反面そのゆっくりした時間が価値でもある。でもまずは、本には利用価値のあるコンテンツがあるのだということを示したほうがいい。必ずデータが付いてくるという事は、本の中身への導線を引く効果があると思う。

現段階ではある意味で、電子書籍それ自体よりもAmazonの書籍の分類とレビューと関連本紹介の方が書籍を電子管理するメリットが生きている感じすらしますね。

 

というくらい、現状の電子書籍についてはコレジャナイ感をそこはかとなく感じております。そういうのうまいことやってくれる人、申し訳ない、頑張ってください。