ブーツのカビ対策

毎年ブーツでカビを育てています。

否、ホワホワデコレーションブーツは本意にあらず。今まで様々なカビ対策を実施してきたのですが、6月~9月の高温多湿期間は無残にも連戦連敗、辛酸を舐める日々が続いておりました。

が!

今年は生えてきてないんですね~~ムフフ~~~

その秘密はこちら!(通販みたいだ)

バイオ げた箱のカビきれい カビ予防 (交換目安:約4カ月)

バイオ げた箱のカビきれい カビ予防 (交換目安:約4カ月)

 

 

流れとしては、シーズンオフに「レザーキュア」でブーツを掃除、クリーム等で通常の皮革製品のケアをしたら仕上げに再びレザーキュアを吹きかけて手入れは完了。

そして、げた箱の天板に「バイオげた箱のカビきれい」を設置しブーツを収納すれば対カビ要塞の完成です。

レザーキュアは生えてしまったカビを拭き取るのにも使えます。

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6年くらいでこの傷だらけはいけませんよね。

もともとかなり安物で、左右の色も微妙に違うし現品限りの品だったのです。最初の二年でひどいことになって、もうだめかこいつと思ったんですが、丁度社会人になった頃、仕事用の革靴の手入れにシューケア用品を触り初めまして、ついでだからブーツも手入れするかということでやってみました。

そしたらすごいですね、カサッカサだったつま先がピカピカ光るし、かかとの内側はこすれてファサファサになってたところが何とか堅牢性を取り戻しちゃって。

雨のシミとか写真にもある大きな傷とかはどうしようもないんだけど、それも味っちゃ味みたいな感じで履き続けております。

 

カビはほとんど縫い目の付近にできます。これが厄介で、革表面は拭けばとれるんだけど、縫い目に潜むカビ菌の根絶は至難の業。

一度死にかけたブーツなので、これまではソールとウェルト部分のアルコール漬けやら塩化ベンザルコニウム水溶液漬けや革には良くない日光消毒など過激な措置を実施したんですが、やはり次の年には発生してしまうんですね。

やはり根本的にカビが生育できない環境に持ち込むしかないということで辿り着いたのがこのスプレー+バイオ方式です。レザーキュアはカビの膜構造を破壊する成分が入っていて、さらにマイクロカプセル化された抗菌剤が革にしみこむというところがポイント。カビきれいは詳しいところはわからないけど、製品の微生物が揮発性物質を放出することでカビが生育しづらい環境を作ることが目的のようです。

さてしかし、結局どっちが効いたかわかんないんですけどね。