カンパーニャ嬬恋キャンプ場。なんと無印良品の運営。い~いキャンプ場だ。
バラギ湖のほとりから道路を挟んだ丘と森がキャンプサイト。芝生の丘には低木が所々に生えていて、お隣さんとのほどよい目隠しになっているだけではなく、いろいろな植物が目にも楽しい。ガリミムスあたりが群れで駆け出してきそうなブッシュのある丘だ。(ジュラシックパーク参照)
実はテント泊のキャンプはこれがはじめて。今までデイキャンプとかBBQは外でやったりしてたけど、もっともっと自然の中に踏み込んでる感覚があって非常に良かった。全然違う。
一日の気温の変化とか、空の変化、鳥の声なんかもより身に沁みるんですね。うっかりするとついポエマーになりかねない勢いである。
僕たちがキャンプを張ったのは森の中なんだけど、森の中から開けた丘に出るときのワクワク感たるや。ちょうど紅葉の色彩もグワッと目に飛び込んでくるんです。
夜中、木々の合間から見える星空を辿って森から出た瞬間…!夜空というよりもはや宇宙。
キャンプとシチュー。ロマンである。
ご想像の通りです。じつにしみる。圧力鍋で炊いた牛肉がホロリと崩れる。ジャガイモがホクホクする。
地ビールにワイン、食後は焚き火の前でゆったりウイスキーなど最高でしかない。
心が洗われまくっているので朝露に光る蜘蛛の巣さえ美しい。
しかもスバラシイ朝食だ。軽井沢でおいしい食パンを買ってきていたのだ。8枚切りのパンを重ねて両面を焼く。中はしっとり外はこんがりのパンでBLT。
それと、夕飯で食べられなかった”焼きおにぎりリゾット”が登場。
ヤバウマですごいのがこれです。冷凍の焼きおにぎりにピザ用チーズをかけて、牛乳をひたひたに注いで火にかけるだけ。超リゾット。味付けも不要。
さらに、食い過ぎですが、これも外せないミネストロ~ネ。あったけ~。
そして朝のひんやりとした空気の中で飲む挽きたてコーヒーは格別なのであった。だんだん語彙が足りなくなってきた。
僕たちのアウトドアのボスであるU大先生以外は素人なので、頼りないお手伝いでテントやタープの設営には結構時間がかかります。
それもあり特に他のアクティビティをしたわけじゃないんですが、それでも十分すぎる充実感がありました。すごいぞリアルキャンプ!