ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012

もはやお馴染み、という風なイベントらしいですね。初参加。

東京国際フォーラムで開催されているクラシックイベントです。1回45分の公演がいろいろな会場で開催されていて、シネコンのようにチケットを買って観るという形。

といっても当日チケットはなかなか厳しそうでしたけどね。日中のコンサートと良い席はあらかじめチケットぴあで購入しておくべきって感じです。並ぶし。

 

面白いですねー。まずこういうイベント独特の雰囲気が良いです。屋台村とかも出て、いい感じです。コンサートは色々な形式があるのも見どころかなと。オーケストラ、弦楽四重奏、合唱、ピアノソロ等々。中には斬新な解釈で演奏されるものとか、遊び心たっぷりのものとかもあるみたいで、もっと予習して予算しっかり持って臨めば1日中楽しめる。実際、パンフにペンで綿密なスケジュールを書きこんでる人とかもいました。

 

チケットの値段なんですけど、2~3千円くらいですね。45分でこれだと安くは無いですね。ただ、がっつりコンサートは途中寝ちゃう事と、結構疲れることを考えると、こうやってコンパクトにつまみ食いできるのはそんなに悪くないんじゃないかなって気もします。

 

今回観たのは「シネ・コンセール」といって人形劇の映画に生オケでBGMつけるという奴と、合唱団の演奏です。

映画は「ピーターと狼」。お話自体が可愛らしい感じなんですけど、演奏もまたチャーミング。ただ、映画を映すために舞台まで真っ暗になるんですね。これ。まあ楽器見えないですよね・・・

一番言いたいのは「アヒル死んだけど大丈夫かな」って事です。

 

合唱は、カペラ・サンクトペテルブルクという合唱団。

最初は宗教音楽的なガチなのから始まって、少し遊びのある曲を挟んでロシア民謡へ、アンコールではノリノリに、という段々緩んでくるおもしろいプログラム。

直前に屋台村でビールを飲むというフラグからの美しい綺麗な歌声。まず寝ました。一回休憩したので、それ以降はばっちり聴かせて頂きました!僕は合唱はほとんど知らないんですけど、良かったですよこれ。アマチュアとは別物ですねー。

 

今回の反省点は、オーケストラを正面から楽しめなかった事ですね。楽器の音圧っていうのはやっぱり気持ちいいですから。来年も行きたいなーと思っております。