スプラトゥーン2ハイカライブ
突然ですが、スプラトゥーンにはMCがいるんですよ。1ではシオカラーズっていう二人組のアイドルユニット。2ではテンタクルズって二人組。
そのシオカラーズとテンタクルズの音楽がすごく良くて、最近聞きまくっているのです。
聞くというか見てるんだけど、今年ニコニコの闘会議と超会議でやったリアルライブの映像で、キャラクターは投影用のガラス?かなんかにプロジェクションで映し出されてあたかも本当にそこにいるみたいな映像になってるんだけど、何より歌と動きと音楽が良い!
【スプラトゥーン2 ハイカライブ】超音楽祭2018@ニコニコ超会議2018(コメ有)
一応これが35分くらいあるライブの全曲映像なんだけど、一番注目したのがテンタクルズの新曲として初お披露目になった「ナスティ・マジェスティ」でこれ。
Splatoon2 新曲 「ナスティ・マジェスティ」 Nasty Majesty (ニコニコ超会議2018)
ヒメ(ちっちゃい方)のステップやばない?どの曲も基本はモーションキャプチャだと思うんだけど、こういうキャラクターでこのえもさを出せるのほんと素晴らしいなって。
他の曲と比べても動きの要素がめちゃくちゃ細かいんだよなあ。腕でウェーブやるところもそうだし、かかとにかかる重心とか腰回しながらステップとか。
実は2016年にはシオカラーズがライブやってるんだけど、その時の動きとは雲泥の差だよね。実際この映像作るのものすごい労力だとおもうけど、着実に技術が進歩してて凄いわ。
ちなみに僕がテンタクルズ推しかというと、まあそうなんだけど、シオカラーズの方がキャッチーで人気なのはわかる。だってアイドルだもの。冒頭のライブ映像でのシオカラーズ登場シーンはアツい。スプラトゥーンで一番アツい曲はシオカラ節というのにも異論はない。
でも、そういうゾーンでゲームをヒットさせておいて2でこのチョイスというのがまた凄い。
Xスポーツみたいな雰囲気でEスポーツ化してもカッコいいし、ストリート系の雰囲気のゲームだからラップが合うのも当然なんだけど、ちゃんと振り切ってラップしてて最高。
ちなみに声は声優じゃなくて実際音楽活動やってる方があててるんですよね。それがいいと思います。
そういう意味で任天堂の“どうぶつの森型言語”は非常に便利ですね。世界展開するときにローカライズの必要が全くないし歌詞も想像の余地があって人それぞれに受け取れる。セリフ音声の録り直しも最小限で済ませられる。
ところで一番アツい曲であるところのシオカラ節ですが、超会議でのこの曲のダンスも2016年のライブやゲーム中の振り付けからパワーアップしてますね。
基本的に、モーションとして腕を組んだりするようなポーズは難しいっぽい。おそらくぬるり(ポリゴンがめり込む)してしまうからじゃないかなと思うんだけど、そのあたりの処理が非常にこなれてきてる。
ざっくりいうと関節が増えたし滑らかで柔らかくなってる。指の力強さは顕著に上がってて、27:46の手のひらグイグイはイカが泳いでるようなイメージをはっきり感じる振り付けになった。
27:50では手の振りに顔の向きが追加されてより全身を使ったダンスになってる。
27:52で力こぶを抑えるポーズは動きの力強さが出せるようになったからこそ振り付け変更できたんじゃないだろうか。
こういうとこですよ。ここにこだわるのマジで大事だよね。
というわけで動画についてるコメントは基本は可愛いかっこいいだけで物足りないので、知識はないけどどこが良かったのかアピールしておきました。
最後にハイカライブには入ってなかったDLC:オクトエキスパンションのエンディング曲「フレンド・フロム・ファラウェイ」を紹介して終わります。エンドクレジットもすげーおしゃれだよねー。いいよねー。
【オクト・エキスパンション】エンディングソング『フレンド・フロム・ファラウェイ(はるかかなたのおともだち)』【スプラトゥーン2】
しかしどうしてこうもキャッチーな曲を狙ったところに狙った曲数作れるんですかね・・・