浮世絵と漫画(国芳イズムー歌川国芳とその経脈)

練馬区立美術館で『国芳イズムー歌川国芳とその経脈』という展覧会を見てきました。

まず第一に、浮世絵は漫画。漫画は浮世絵。という感想。浮世絵って、線画と着色なので手法はまさに漫画なんですよね。社会的な位置としても、大衆向けのイラストという感じも強くて、歌舞伎の演目の絵なんかは少年ジャンプ的な熱いドラマと燃えるチャンバラだったりして、当時浮世絵を刺青するヤンチャな人々が大勢いたとか。

特にやばかったのは小林永濯なんですが、あまりネット上に画像がなかった。絵自体は当然パブリックドメインになってるんだけど、画像としてアップロードされているものが少ない。下で紹介する鍾馗図はぜひ見て欲しいんですけどね~、漫画家だったら画力!!!という感想になると思います。凄まじいオーラが出てる。

尾形月光については丁度気に入った作品があったので画像貼り付けてます。もちろんいちばん時代が下ってるというのはあるのだけど、立ち姿というか仕草というか、言語にしづらい本物の人間らしいニュアンスが感動的。何の演出効果も使わずにこうまでしなやかでやわらかい動きを感じさせる絵というのはもう恐れ入りましたというしかない。

 

というわけで、以下、この美術展で気になった人物と作品を並べておきます。

 

歌川国芳(うたがわくによし)1797-1861

 舌切り雀図・・・完全にアニメ絵ですね。蛙の目。

河鍋暁斎(かわなべきょうせい)1831-1889

 松村三太夫高直・・・グロ系浮世絵というのもあるんだ。

月岡芳年(つきおかよしとし)1839-1892

Hōryūkaku.jpg
By 月岡芳年 - 『芳涼閣両雄動』 (http://www.muian.com/muian04/04yoshitoshi21215.jpg), パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=17028032

 芳涼閣両雄動・・・構図が非常に漫画的。

 月の百姿 大物海上月 弁慶・・・素朴な表情がいい。

小林永濯(こばやしえいたく)1843-1890

 鍾馗図・・・やばすぎ。ジャンプだったら「ドン!」って書き文字入ってる。

 和英対訳 大日本功名略伝 菅原道真・・・ちゃんと海外にも紹介してるんですね。

 曽我兄弟夜討之図・・・ブラザー感が出ている。

尾形月耕(おがたげっこう)1859-1920

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 花火人名所合 亀戸臥龍梅・・・水色に白ドットの着物がかわいい!着物で見えない脚もシワだけでしゃなりと歩いている感じがして品がある。

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 墨田河百花園七草・・・幼い子の体の開き?まさに幼い感じと、少し年上の女の子の躾された歩き方、言葉で表現できないその機微が超上手く描かれてる。ものすごい観察眼。

 楠正行 四条畷忠戦之図・・・降り注ぐ矢の描写がこれまた漫画的。ドラマチック。

 

20の短編小説の20の短文レビュー

面白くない話はなかった。さすが今をときめきまくってる作家陣だ。

お得なのか、薄味なのか、20人の作家が原稿用紙20枚に20をテーマにした短編小説を集めた本。いろいろな作家をお試しできるという意見も多いが、どれも日本語で書いてあり実力のある作家ばかりなので、すべて面白く特に合う合わないということはなかった。

しかし20もあると逆に気が乗らない、ピンとこないということもある。そこで一瞬で読めて意味が分かるような分からないような短文レビューを羅列する。俗っぽかったり手抜きだったり意味不明なものもあるがインスピレーションそのまま無加工である。

どれを読んでも読めたという体験を踏まえ、積極的には著者名を明記しない。あんまり著者を意識せずに読んで、あとで振り返るという読み方も面白いと思う。

 

清水課長の二重線
 朝井リョウの職場人間観察小話
Across The Border
 業と運命
If
 おためし伊坂幸太郎 通勤バス編
二十人目ルール
 うそつき
蒸籠を買った日
 こじらせ女子 不条理初体験す
十二面体関係
 幾何学的事件簿
悪い春
 戦争は冬あるいは夜
20
 数を数える女の子
20光年先の神様
 些細な記憶と生き方の大きな変化
マダガスカル・バナナフランベを20本
 人生は淀む。ゆるやかに下衆。
いま二十歳の貴女たちへ
 白石一文講演会
ペチュニアフォールを知る二十の名所
 僕はもともとペチュニアが好きじゃないんだけど、これを読んで一層そう思う。
ウエノモノ
 上司ではなく上に住む者の意。
ブリオッシュのある静物
 粋なおばあちゃんの思い出 in NY
人生リングアウト
 プロレスの機微
ヴァンテアン
 遺伝子工学と3Dプリンター 羊羹とマッドサイエンティストを添えて
法則
 まず人を殺すことを改めなさい
廿世紀ホテル
 実ニ愉快、二十世紀ノ香リ
もう二十代ではないことについて
 惰性か、適応か、まあ自転車もいいものだ
20×20
 惰性か、堕落か、これでよかったのか

 

おおむね淡泊な味わいだった。ほどよく快適な空間で読むべき本。

2015年を振り返る:本

年が明けると一気に振り返るモチベーションが低下しましたね。我々が十分な反省をするなんてことは滅多にあることではないのだ。ついに2月になったけど面の皮厚めでしれっとお送りしたいと思います。

読んだ冊数:20冊 買った冊数:27冊 金額:56,588円

いけませんね。積読。しかも読んだ方には図書館とか知人に借りた本も入ってる。

ほとんど単行本ばかり買っているので単価も高い。

単行本は持ち歩きにくくてより進まないんだよな。それでも通勤カバンの大部分を占めつつ電車で読んでるけど、座れたら睡眠優先しちゃうんだよね。

 

本についても、いくつか紹介します!

『半年後、小惑星と地球が衝突し、世界は終わる。しかし、新人刑事は捜査をやめない。』
帯のこれだけでガッチリ掴まれた。中身も期待以上のノワール小説感。こんなセンチメンタルな人類滅亡があるのか。

第2作: カウントダウン・シティ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

第3作: 世界の終わりの七日間 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

この3部作はとても良かったですね。2015年ではこれをまず第一に推薦したいです。

SFと、ミステリの要素を含むノワール探偵小説。主人公が淡々と、黙々と、そして執念深い性格で、その雰囲気は物語全体の印象になってる。小惑星の落下が迫るにつれて募っていくのは途方も無いせつなさ。何もかもがせつない。第3作のラストシーンは万感の思いが押し寄せます。

 

米文学が好みになってきたところにこの本は最高だった。いわゆる古典的なマジックリアリズムとはビートが違う。アップテンポで自由な語り口が確かにポップ。それでいて物語にドスが効いているので攻撃力もある。オスカーのナンセンスなキャラクターでこの物語をキメるってところが超かっこいい。

主人公がナード(≒オタク)というのがめちゃくちゃ効いてて、物語の土台がナンセンスでダサいっつーのが良い。それだけなら日本では小さい世界の話に終始しそうなところ、ドミニカ共和国という環境と歴史がそれを許さない。照り付ける太陽と深い闇がオスカーを祝福し、切り裂いていく。

あまりすいすい読める小説でもないしボリュームもあるので万人にお勧めはできないけど、この小説だからこその魅力があるいい本でした。

 

帯の『サノバビッチとジャンキーまみれのファックライフ!』がマジだった。気取らず連発されるマザファカ&ファック。カジュアルな地獄。

しかしこの世界ってこんなにタフな現実だったっけ…アフリカの描写がガンガン頭に響く。

 オスカー・ワオと同じく、非常にタフな環境が舞台になる話。一方で頭のネジがぶっ飛んでいるインテリという組み合わせがとてもクール。

翻訳の舞城王太郎は独特なマシンガン文章が特徴の作家。原書読んでないしそもそも英語わからないけど、この本に関してはほんとにストーリーと設定からほとばしる生命力みたいなものが翻訳されてもありありと感じられるところがすごい。著者と訳者がシンクロしている感覚。

まず日本に住む一般人が経験したことのない環境を、ここまで肌感覚を伴って再生できるってすごい。「体験」としての読書ができます。

 

本当に素朴でまっとうなバランス感覚のある著者の文章を読んで心底ほっとした。自然に対して人ひとりが背負える業、背負うべき業のサイズ感を実体験として持たれていて、その生活を無理なく実践されている事を尊敬します。

最近はSNS中心に評論家気取りの一般人(まさにおれだけど)が増えてる中で、クオリティが高い言説もある一方、やはり全体の物量が大きくなるにつれその裾野もひろがっていくわけです。

そうなってくると、学校の作文で書くような「どうぶつをころすのはざんこくでよくないとおいます!」レベルのまさに小並感コメントがあふれかえり、これに対して「所詮この世は弱肉強食、グリーンピース死ね」というような中二コメントが応戦するという控えめに言って地獄の様相を呈する今日この頃。

本当に価値のある言説っちゅーのがこの本にはあると思います。あくまで、人ひとりが扱える概念とか、感覚っていうのは限りがあると思うんですよね。いくとこまでいくと結局現場で何が起こっているのかというところに立ち返ってくる。

絶望も楽観もしない、現実を直視するという点が非常に気に入りました。自然原理主義でもなければ、人間至上主義でもなく、人ひとり、自分の手のひらを見つめるような文章に感銘を受けます。

 

4冊紹介しましたが、気軽におすすめできそうなのはけもの道とギリ地上最後の刑事かなあ、オスカーワオとコールドスナップはめちゃくちゃ灰汁が強いです。でもその灰汁の強さにシビれたんだよな~

以上!

2015年を振り返る:映画

2.映画

鑑賞本数:38本(うち劇場18本) チケット代:32,680円

月3本くらいか。劇場へは2月に3回のペース。すごい映画ファンというわけではないけど、普通よりは多いという感じでしょうか。金額はレンタル代入ってないけど、趣味としては大した金額じゃない・・・はず。

さて、例によっていくつか紹介したいわけですが、あんまり順位つけるの得意じゃないんだよな。順位はないけど、印象度が強かったものを選びます。

 

🎥 スター・ウォーズ フォースの覚醒(ネタバレほぼなし)

まあこれはね。

観に行く前に、レンタルで公開順にエピソード4,5,6,1,2,3と観ました。5と6はところどころ記憶にないシーンがあって、たぶん今までテレビ放送でカットされてたりウトウトしてたりした部分じゃないかな。

巷では古参ファンがまるで常識のように1~3をこき下ろしてますが、どちらかというと生まれてから公開されて親しんでるのはアナキン編なんですよね。パドメ(ナタリー・ポートマン)かわいいしオビ=ワン(ユアン・マクレガー)カッコいいしいいじゃんね。ライトセーバーも動き早いしヨーダの覚醒っぷりも楽しいし。ヨーダが急に元気になるのおかしいって人いたけど、シリーズ通して突っ込みどころなんていくらでもあるのにね。

やばい、今作の話になってないけど、良かったですよ。でもなんだろう、ワクワクの対象がグワーッと画面から飛び出してくるわけですよ、なんかもう浮き足立っちゃって全体像を飲み込めなかった。なので、2回目観に行こうと思ってます。

(ちょっと中身の感想)

レイは飲み込みが早くて優秀ですね。映画とかドラマとか漫画ってとにかく主人公の飲み込みが悪いというか勘違いとすれ違いがドラマになるという風潮があるけど、真逆。清々しいですね。

一方でカイロ・レンは頼りないし、最高指導者スノークダース・シディアスほど賢そうではないしで、どちらかというと悪役の今後の成長が心配なあまりうっかりダークサイドに堕ちてしまいそうになります。気を付けましょう。

 

🎥 バードマン

アカデミー賞を取るもなかなか渋い構成なので、どちらかというとセッションの方が一般的に人気があるようなないような。

でも、僕としては断然こっちですね。今年の「あ~~~~いい映画みた!!!!これぞ映画!!!」はこれです。去年でいうとグランド・ブダペスト・ホテルですね。イカス!!という感じ。最高にクール。音楽というかドラムと映像が絶妙に絡んでいて、もはやドラムのリズムが脚本にまで響いているような、観ている方の感情にまで働きかけるような構成の完成度たるや。

万人に勧めるわけにはいかないけど、ちょっと映画が好きだ、あるいは演劇が好きだという人には強くお勧めしたい。

 

🎥 神々のたそがれ

ストイック中のストイックな映画です。

まずこのご時世にモノクロ映画というのもすごいんだけど、内容が混沌もいいとこでとにかく泥、糞、血、死体等々の濁りきった映像とカオスなカメラワークに狂人たちの呻き声。それがほぼ3時間にわたって続くという前代未聞の映画。実際これ観ようって人はかなり映画好きというか物好きが多いと思うんだけど、それでも上映中ガンガン退出する人いるし寝てる人もちらほらという有り様だった。

それでも、映画としてのパワーは物凄いものがあって、偶然体調も良かったのか釘付けになって3時間があっという間に感じるほど衝撃を受けた。衝撃度で言えば今年の中でダントツの1位。

ほとんど意味をなさないような呻きも、始終まとわりつく泥と雨のグチャグチャとした音も、住民と主人公の鼻をすする音も、ぎらつくような楽器の音色も、すべて耳にこびりついている。ストーリーも登場人物の名前すら満足に理解できない構成にもかかわらず、絶対に忘れられない映画になってしまった。

映画の極地、まさに北極点とか南極点に向かうような厳然たる世界が広がっている。

 

🎥 インヒアレント・ヴァイス

ちょっと肩の力を抜いて、でもセンスが光るこいつもイカス映画です。

評判はまずまず、って感じでなんというか盛り上がりも少ないから?小粒作品とされているような気がするんだけど、かなりいい雰囲気と思う。

たまたまヒッピー文化をちょっと調べたりしてたこともあって、ドンピシャ。で、当時のそのままのヒッピーを持ってこられるとちょっと引くっていうかまあ古さは隠せない感じじゃないですか。そこにジョニー・グリーンウッドの音楽ですよ。

これが、ちょっと洗練された感じで現代との橋渡しをうまくしてくれてる。衣装も当時の再現をしつつ、今も良さがわかるような演出でとにかくセンスがいい。

ヒッピー的というのか、全体がジョークの軽い雰囲気に包まれてるグダり具合がサイコーな映画。雰囲気を楽しめるような環境で見るといいと思う。

 

🎥 ロマンス

急に全然ジャンルとか規模とか全く違う映画なんですが・・・

あれです、大島優子主演の。出張先で時間持て余してフラっと観たんだけど、なんとなく印象に残ってるな。これが良い感じなのは、深夜ノリみたいなところですかね。

当然演技がすごい!とかいう映画じゃないんだけど、これ夜中にテレビでやってたら最後まで見ちゃうやつ。深夜のカップラーメンとか夜のSAのかけそばみたいなもんですかね。ところどころバラエティの再現VTRみたいなところもあって変な感じなんですけど、それでもこうぐじぐじした人生のしょうもなさみたいな話として質よく撮られていると思います。

 

🎥 はじまりのうた

いわゆるビタミン映画って言うんですかね、女性向けでつらいこともあるけど明日からまた頑張ろう的な。企画的にはそういうくくりではあるんですが、それにとどまらない魅力があると思います。

まず驚くのがキーラ・ナイトレイの歌声。ちょうきれい。ユーデビューしちゃいなよって感じ。いや、そういう話なんだけど。そんで、マルーン5のボーカル、アダム・レヴィーンが彼氏役の売れっ子バンドマンとして出演してて、当然歌は良いですよね。

筋としては、彼氏の浮気で別れて落ち込む主人公(グレタ)が落ち目のプロデューサーに発見されて、グレタに気力はないしプロデューサーには金がないでどん底からのスタートだけど、少しずつ人の助けを借りてそれぞれが自分自身と音楽の喜びを取り戻していくという話。自由な音楽そのもののきらめきが描かれていて、金が無くて野外録音するシーンのワクワク感、そしてラストの屋上での演奏シーンは最高にハッピーでかっこいい。

 

まだまだあるんだけどピックアップはこんなところで。他にもマッドマックスとかジュラシックワールドとか興奮したし、ホドロフスキーのDUNEでドキュメンタリーも手を出し始めたり、ぼくたちは上手にゆっくりできないとかDressing Upで監督たちの舞台挨拶?トークショーを聞いたり、映画、楽しみました今年も。

2015年振り返っちゃう?Amazon編

ベタな企画だから避けていたわけじゃなくて、単純にいままで年末に間に合わなくて企画倒れしてただけで毎年振り返りたい気持ちはあったんですよ。

今年は余裕がありそうだし、以前にもましてこまめにライフログ的な記録をとることに成功した一年だったので、集計もいい塩梅にできそうな次第です。

今年一年、日々検討することが多かったのは、映画と読書ですね。映画はそれなりに劇場で観たし、本は買うことと作家のトークショーに行くことなどがありました。それと日常で接する機会が多いのがAmazonですよね。毎週のように宅配便が来る生活です。

ということで、映画、本、Amazonについて実績数値と改めてこの場でリコメンドできそうな事をまとめたいと思います。

 

1.Amazonで買ったもの2015

購入点数:68点 購入金額:約16万円

基準がないから多いのか少ないのかよくわからない。1商品あたり平均2353円というとまあそんなに安いものばっかり買ってるわけじゃない感じもする。出張費やらなんやらでクレジット支払いが例月のように10万円超というところからすると、まあこんなもんかという感もあるかな。

せっかくなので、今年買ったものの中でこれはというものをいくつかご紹介します。

並行輸入品ということで、安いですね。1250円でした。SDHCカードの中で最安かというとそうじゃないんですけど、品質と性能と考えるとこのあたりがいいとこなんじゃないかなという。こういう備品類はお得な買い方とか品質のロット差やら色々あって正直よくわかりません。まあこの値段ならええやろみたいな。

 

Janat(ジャンナッツ) アールグレイ 100P

Janat(ジャンナッツ) アールグレイ 100P

 

これはブログで紹介されていることも多いみたいですけど。100パックで810円なので、1パック8.1円ですね。香りが強く、そこそこおいしい。会社でも家でも飲んでます。

紅茶をいれたあとのティーバッグを直接ゴミ箱に入れるのに抵抗があったり、1パックで2回いれられるんじゃないかとかいろいろ考えたんですけど、お金を使うとコストメリットが簡単に死ぬんですよね。

最近はもうペットボトル買うより遥かに安いしと思ってバンバン使ってます。ティーバッグはあらかじめカットしておいた古新聞で包んで捨ててます。

 

LUCIDO (ルシード) 乾燥防止ローション 140mL

LUCIDO (ルシード) 乾燥防止ローション 140mL

 

夏は透明でシャバシャバの化粧水使ってて、冬はちょっととろみのあるやつ使ってるんです。風呂あがりと朝の洗顔後ですね。

なぜこれかというと、量も質もちょうどいい感じだからです。他のをあんまり試してないというのはある。ただ、ルシードだと最近どのドラッグストアも容器が違うタイプしかなくて、そっちは高いんですよ。なぜかこの手頃なやつがどこにもないので、Amazonで買えて重宝してます。

 

キャンパーズコレクション クールトップワンタッチサンシェード(約3人用) ブルーブラウン OBT-6SUV(BBR)

キャンパーズコレクション クールトップワンタッチサンシェード(約3人用) ブルーブラウン OBT-6SUV(BBR)

 

5588円って意外と安くない?最近のビーチはこういうテントがあたりまえなんですね。僕はもう10年以上海から離れて過ごしていたので、こういうことになっているというのは今年久々に海に遊びに行って知りました。子供の頃はビーチパラソルだったなあ。機能的には、UVカットだったり網戸(メッシュ)付きだったり固定の仕方だったりを見たほうが良いです。あと床?は薄いので、別途レジャーシート的なものが必要。うわさによると運動会の応援にも活躍するとか・・・

 

えーと、地味だけどとりあえずこの4種類くらい。

他には通勤カバンを買いましたね。なんかこれはあまり公表したくないので商品名は伏せますけど、ネイビーのナイロン生地で取手がブラウンのブリーフバッグです。1万円台で、なかなかスマートなデザインで気に入ってます。重さも620gで軽い。ネットでバッグ買うからには寸法と重さは絶対に書いて欲しいですよね。

失敗したものとしては、温湿度計付きの壁掛け時計です。デザインは気に入ってるし、結果的に問題はなかったんだけど、秒針のカチコチ音が大きかった。最初に設置した時は気になって眠れないんじゃないかと思ったほどだけど、幸いにも僕の耐性が強く何事も無くぐっすりと眠れましたね。最近は気にしないと音の存在すら意識しません。

 

以上、Amazonはこんな感じですが、意外とボリュームがありそうなので、映画と本はそれぞれ記事を分けようかな。分けます。

12月中旬の紅葉狩りとは

紅葉って個人的には10月くらいのイメージなんだけど、実際平野部では11月中旬~12月上旬ってのが多いんだよね。京都も関東もそんなもん。

その中でも、特に千葉県南部は全国的にも紅葉のピークが遅くて、今年は12月5日以降だったんじゃないかな。今年はなかなか気温下がらなかったからね。

という中、12月12日に紅葉の名残に期待して行ってみたのが養老渓谷

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小湊鉄道で行きます。

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里見駅では10分くらいかな、停車時間があって、わりと攻めの姿勢でおじいさんおばあさん方が焼き芋や弁当を売りに来ます。

焼き芋はふつうにおいしい、馴染んだ味です。子供の頃はかなり食べてましたね焼き芋。最近安納芋流行ってるけど、おれはあんまりねっちょりしてるのは好きじゃないんだよな。ホクホクがいいな。

さて、今回は養老渓谷の中でも養老渓谷駅から一番遠い方にある栗又の滝またの名を養老の滝(あの居酒屋の店名は岐阜県の養老の滝が由来らしいです、残念)に行きました。広くていくつか名所があるんですよ、養老渓谷

栗又の滝は、駅からバスで20分くらいですかね。臨時便とか出ててイマイチネット情報と整合性取れないんだけど、電車のほうが少ないから駅に着けばバスいるんじゃないかな。

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滝の中程から撮った写真です。だいぶ近くに寄れるし柵とかはない。

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この滝のまわりを半周して、木の橋を渡り石を飛びして滝の正面に出ます。そこからは川沿いの歩道をのんびり歩いて行く感じです。前日が大雨だったのでところどころ足下が悪いところもあり。でも清々しいですね、渓谷を歩くというのは。気持ちよかったです。

 

そういや滝付近には弁当が食べられそうな場所はあまりなかった気がするな。メシ事情はあまり良くないですかね、滝の入り口にお土産とメシ食えるところあるけど、まあ普通。

しかしお土産はわりと良いの買えた。地酒の小瓶。なかなかいいデザイン。

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ボツツイート集2015

この行為が完全に倒錯的であることは以前から重々承知してるんだけど、まあいいじゃない。気楽に行こうよ。ヘイヘイ。

気楽と言いつつ最近はネタツイート意外をボツにする傾向がある。書いた時点で溜飲が下がってしまったりするんでしょうね。

 

・数多の食べログウザレビュアーの中でも蕎麦好きレビュアーのウザさは群を抜いている。

 すべてがだめ。

・日本国民の多くはエロ漫画の広告を日常的に目にしているの考えてみると凄いことだな

 コンビニのエロ漫画コーナーのように処理されている。

Wikipediaのアニサキスの項目、クジラの腺胃の画像がやばい。スーパーの魚ではドンコによく付いてたけど、社員さんはドンコ生で食うやついないから大丈夫だよって言ってた。

 オゲエエ

・うどんスープ村の仲間たち平均年齢高めだな

 全18キャラクターの半数がアラサー以上。

 うどんスープ キャラクター紹介|家庭用商品情報|【ヒガシマル醤油】

・スピードうんこ400円

 ???

・おれは固形石鹸は使わないんだけど、石鹸置きに水が溜まってるのは大嫌いなので見つけ次第すぐに水捨てます。

 石鹸表面がグズグズになっているのも嫌いです。

・おれとしてはNHKがまっとうな集金方法になって減収してしまうことなく広く国民の皆様から集めた金で高予算番組(主に海外ロケ費用)をバシバシ作って欲しいという思いがある。

 他人の金でハイクオリティ映像を見る。

・人間以外の動物同士は会話できる設定よくあるけど、人間の潜在的ネクラ感がにじみ出ていて好き。

 自分だけ仲間はずれだという被害妄想。

・東海地方を中心に展開するザ・リブレットという本屋はなかなかいい品揃えなのでおすすめです。

 ただ、蔦屋書店とかHMV&Booksとかオリオン書房立川店とか「○○と本」的なコンセプトってどうなんだろうな。オシャレだけど、一緒に買おうとはならないな。この本に出てきたこの商品、とかならまだね、ちょっと俗っぽい感じにはなるけど。

・ゴッキゲンワ~~ゲン

 かける言葉がない。

・祖父宅の向かいの家の屋根からネギ生えてんぞ

 田舎だから。

・迷信は嫌いだけど、死にたいとか怖くて言えへんねん(死にたくない)

 観念とか主義とかじゃなくて、口から発する事自体が生理的に苦手。

・入り口がかまぼこ型のエレベーターって可能?

 真四角じゃなきゃいけない理由ってあるのかな。

・高度な人工知能って純粋に演算性能が足りないから実現困難なのかなと思って人間の前にまず魚とか虫とか作ったらええやんとか言ってたけど、もしかして自己保存とか増殖みたいなシンプルかつ重大な活動原理の実装が必要??つまりそうすると言うこと聞かない?

 うまく説明できてないけど、自己保存という最大目的の土台があって初めて、各種センサ類の運用システムが構築されているのでは、という予想。それを実装すると人工知能が死を拒み非常に面倒である。

・都会で食料が余るのは食べるかわからないけど用意しておくってニーズがあるからであって、あまりを減らしたら貧困国が潤うかというとそうじゃないよね。

 十分なリターンがなければ生産されないはず。都会では捨てる食物のぶんまで金を払っているから成り立つ話で。
大日本帝国の大ってなんだろうね、ビッグブラザー的な?

 書いて思ったけど、「大英帝国」だね。グレートブリテンのグレート的な。

・のぞみの車内って全体的にサメのような感じします

 エラっぽかったり、全体的にまろみのある形と内装の色。

・台ふきvs台ふきん

 台ふきんもしくは単にふきん派です。

・天動説って白夜とか極夜のこと知ってたら矛盾アリアリにならなかったのかな。

 地球が球体っていうのはもっと早く気付いてよかったんちゃうの。

・本質的にって結構難しい言葉と思ってたけど、そうでもない気がしてきたな。

 その議論の対象にめちゃくちゃ詳しくないと使っちゃいけない言葉だと思ってたんだけど、わりとロジカルな意味で気軽に使えるような気がしてきた。